ビリビリ来るマンガ「花男」
ギャグマンガとストーリーマンガの線引きをした場合、「花男」は松本大洋さんの作品唯一のギャグマンガになるんでしょうか。
舞台となる町は、動物が普通にしゃべっていたり、モアイ像やらでんぐり返りする子泣き爺がストーリーと全く関係なく登場したり…。例えが古いけどペンギン村みたいな感じ。
大洋さんのマンガの多くが終盤に意外な展開、大どんでん返しな結末が待ってますが、どんでん返しの振り幅の大きさは、「花男」がダントツです。最終回に主人公の少年、茂雄が叫ぶようにビリビリ来るありえない展開です。
「バカボンのパパとハジメちゃん」の親子かと思ったら実は、「バカボンのパパとバカボン」のお話しだった、そしてやっぱりバカボンのパパは、「天才」だったというようなお話です。
花男 (1) (Big spirits comics special)
- 作者: 松本大洋
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/10/01
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花男 (2) (Big spirits comics special)
- 作者: 松本大洋
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花男 (3) (Big spirits comics special)
- 作者: 松本大洋
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