大洋さんの凄いエピソード

松本大洋さんが、連載を始める際は、必ずラストの展開を考えた上で描くんだそうです。だから初期において途中打ち切りが、決まっても、大洋さんの作品は、尻切れトンボ的な終わり方がなく、きちんとまとまった作品になります。

それも凄い事ですが、それよりもっと凄いエピソードが、ご本人いわく、「ピンポン」の連載を始める際に、色んな卓球のショットやラリーやスマッシュ等の「絵」のアイデア(アングル、コマ割り…。)をすべてペコ対ドラゴンで使うために、前半の試合はそのアイデアを全く使わず、抑え目に描いていたという事実!

あれだけ前半でも凄い絵を描いていて「抑え目」って。スマイルみたいな人だ…。

ピンポン (4) (Big spirits comics special)

ピンポン (4) (Big spirits comics special)