大洋さんの凄いエピソード
松本大洋さんが、連載を始める際は、必ずラストの展開を考えた上で描くんだそうです。だから初期において途中打ち切りが、決まっても、大洋さんの作品は、尻切れトンボ的な終わり方がなく、きちんとまとまった作品になります。
それも凄い事ですが、それよりもっと凄いエピソードが、ご本人いわく、「ピンポン」の連載を始める際に、色んな卓球のショットやラリーやスマッシュ等の「絵」のアイデア(アングル、コマ割り…。)をすべてペコ対ドラゴンで使うために、前半の試合はそのアイデアを全く使わず、抑え目に描いていたという事実!
あれだけ前半でも凄い絵を描いていて「抑え目」って。スマイルみたいな人だ…。
ピンポン (4) (Big spirits comics special)
- 作者: 松本大洋
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/06/01
- メディア: コミック
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