遅れてきた大物ルーキー
ブログ始めて、早1年が経ちましたが、ようやくこのバンドを取り上げる事が出来ます。「スーパーファーリーアニマルズ」!!
プライマルスクリーム、マイブラッディヴァレンタイン、ティーンエイジファンクラブ、ライド、オアシス…。彼らが所属した伝説のレコードレーベル「クリエイションレコーズ」。アランマッギーが主催したこのレーベルは99年に経営破たんで消滅しました。そのアランマッギーが「クリエイションレコーズ」で最後に契約したバンド、遅れてきた大物ルーキーこそが、。「スーパーファーリーアニマルズ」です!!
通称は、SFA、ファーリーズなど。日本では「スーファリ」なんて愛称もあったり(メンバーはこの愛称いたく気に入ったとか。)初来日の名古屋公演は観客14人だったという伝説も。(その頃名古屋住んでいたから見に行けばよかった!)
96年のデビュー時は、レーベルメイトのオアシスを筆頭としたブリットポップの全盛期。バンド結成時はなんとテクノバンドだったという彼らもメジャーデビュー時はギターメインのガレージオルタナティブバンドでスタートしましたが、徐々にエレクトリカルなサウンド、ノイズが彼らのオリジナリティを形成します。
Fuzzy Logic : Super Furry Animals
- アーティスト: Super Furry Animals
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もう一つ彼らの音楽の特徴として政治的なメッセージ色の強い曲が多い事が挙げられます。それは故郷がウェールズというイギリスの中にあって特殊な(マイノリティな)土地柄だった事も影響しているように思います。(イギリスという国は、イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズの4つの国からなる「連合王国」です。ユニオンジャックはウェールズ以外の3か国の国旗を組み合わせたデザインです。ウェールズは英語ではない母国語(ウェールズ語)があります。ウェールズという土地はイギリスという国にあって完全に少数派です。)全曲ウェールズ語のアルバムも発表しています。郷土愛。
僕がファーリーズにさらに惹かれたきっかけが、彼らが影響を受けた曲をセレクトするシリーズもののCDにアンダーワールドとかなるほど納得の選曲に交じってビーチボーイズの「FEEL FLOW」というBB5のダメダメ時代のさらにシングルでもない暗ーいダメダメ曲を選んでいて(でもこの選曲は選曲でなるほどファーリーズっぽい、あるあるという感じ。)、BB5好きな僕はさらにファーリーズに親近感を持ちました。
ファーリーズ5選(、と言っても貼れない動画も多かったのでたまたま最初に貼れた5曲です。名曲はもっと数知れずです。)
Furry Animals - The Man Don't Give A Fuck
Super Furry Animals - Calimero
Super Furry Animals-Sidewalk serfer girl
Super Furry Animals - Golden Retriever
Super Furry Animals - Presidential Suite