民生さんはありがたい存在。のはずが…、

僕の今の職場は学生のアルバイトも多くいる職場なのですが、最近、大学生のバイトの男の子が例のあの質問を僕にしてきました。
バイト「○○さんて普段どんな曲聴いているんですか?」
(心の声)…ああ、きたかこの質問。でも大丈夫、僕には鉄板の返答がある。
僕「んー、そうだねえ、奥田民生とか好きで聴いてるよ。」
バイト「へ〜、そうなんすか〜…。(名前は知ってるけどそれ以上は知らないといった雰囲気。)」
(心の声)ええっ!今の大学生って奥田民生でも崖落ちなの?!そもそも、そんな質問するくらいなら奥田民生くらい知識として抑えておいてくれよ…。
そのまま会話は続くことなく、お互い仕事に戻ったのでした…。
もちろんそのバイトの子にだけ否がある訳じゃありません。「奥田民生」というワードさえあればどうにでもトークは広がると思い込みで、相手が民生さんをよく知らない場合の切り返しのトークを用意していなかったのが、甘い考えでした。何より「君は何聴くの?」と聞いてあげる事がキャッチボールの基本だったなと、ちょっと反省…。でも他人の趣味なんてどうでもよくて、自分の事しゃべりたいんだよなあ…。
奥田民生 「30」

30

30

「輝け!日本崖っぷち大賞」作者: みうらじゅん,安斎肇,泉麻人,山田五郎
輝け!日本崖っぷち大賞

輝け!日本崖っぷち大賞

ゆるキャラ」「仏像」等のマイブームの先駆者みうらじゅんさんが、「崖ブーム」だった頃に、同世代の安斎さん、泉さん、山田さんと共作した一冊。「メガネの有名人」とか「一発屋」とか「赤塚不二夫のギャグ」とかのお題に対して、これは崖に乗っている。これは、崖落ちしている(忘れられた、過去のモノになった。)。と話し合ってギリギリ崖に乗っている(崖っぷち)を決めるという、サブカルの匂いプンプンの一冊。
個人的には、赤塚ギャグの崖っぷち「国会で青島幸男が決めたのだ。」がツボ。