干されてた頃の清志郎動画
この頃のRCの活動のほとんどが、井上揚水、矢沢永吉、上田正樹とサウストゥサウスなどがメインのコンサートの前座だったと聞きます。下の動画は同じ日のコンサートだと思われるので単独コンサートでしょうか?76年京都とあるので、僕の手元の資料と照らし合わせると12月6日の京都磔磔のライヴでしょうか?
「わかってもらえるさ。」この歌、清志郎さんの作品のなかで僕の中でベストソングです。シングルでの名義はケンチ、リンコとのオリジナルメンバーですが、この動画でもそうですが、破廉ケンチさんはもうメンバーから外れていて、ギターに阿部昇、ピアノに佐山雅弘、ドラムスに鈴木ウータン。なかなかメンバーが固定出来なかった時期です。
「OH YA!」80sのアルバムヴァージョンの数倍いい!
「スローバラード」清志郎がキーボード弾きながら歌っています。
「まぼろし」この曲も80sにアルバム収録されました。80sのRCの結構な数の楽曲が、この売れてない頃に書き溜めていたものの小出しだった事が判ります。
画像、音像は悪いとはいえ、YOU TUBEのおかげでこんな貴重な映像が観られるなんて。よくこんな低迷期の映像が残っていたものだと、清志郎はやっぱり「何か持っている」人だなとつくづく思います。
例えば日本語ロックのパイオニア、はっぴいえんどのライヴ映像は残っていないとされています。(岡林信康さんのバックで演奏している映像はあります。)そのはっぴいえんどと対にして(ライバルとして、)語られることが多い、フラワートラヴェリンバンドも当時の映像はかろうじてあっても無音声だったりします。
はっぴいえんどは、細野さんと大学の同級生でカメラマンの野上眞宏さんが、メンバーの写真を撮ってくれていたし、フラワートラヴェリンバンドは00年代に再結成したのでまだ救いがありますが、音とジャケ写くらいしか残されていない伝説のバンドが五万といます。
初期のRCは、ヤングインパルスというテレビ神奈川の朝の音楽番組のレギュラーだったのでキレイなライヴ映像が結構残っています。「ライヴ帝国」というDVDシリーズで売られています。
「ライヴ帝国 Rcサクセション」
- アーティスト: RCサクセション
- 出版社/メーカー: デジタルサイト
- 発売日: 2003/12/10
- メディア: CD
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