大滝詠一さん他界

大滝詠一さんの突然の訃報に驚いています。「ナイアガラ」も「ロンバケ」も後追い世代の僕は、はっぴいえんどの再評価というか再ブームで大滝さんを意識するようになったんだと思います。「「ロングバケイション」の大滝さん他界。」かと思いきや「ドラマ「ラブジェネレーション」の主題歌「幸せな結末」のヒットで知られる大滝さん他界。」みたいですね。世間一般的には。テレビドラマNGな僕にはピンとこないです。

大滝さんの「分母分子論」「普動説」とかポップス史を分析するお話は、僕には難しいながら大変面白くて興味深くて、唄っているところを見たことが無い僕にとって大滝さんは研究家とか探究家にように思っていました。(アカデミックな感じじゃなくてマニアックな感じ。山下達郎さんや岸田繁さんがその流れを継いでる気がします。)あとヴォーカリストとしての上手さ器用さは、(ご本人もインタヴューで歌真似が得意とおっしゃっていました。)その後のポップスの歌唱法の基礎を作ったといっても過言じゃないと思います。

YMOだったりティンパンだったりを再活動させた昨今の細野さんですが、はっぴいえんどの再結成はせず、仲悪いのかなとか勝手に思っていましたが、

細野晴臣(ミュージシャン)「最初は誤報だと思っていましたが、とてもショックです。大事な音楽家を失ってしまった。残念にも程がある、という思いです。彼の中に詰まっていたポップスの宝庫はどこにいくんでしょうか。大瀧君はずっとソロアルバムを作っていなかったのが気になり、11月中旬に『皆で手伝うからソロを作ろう』とメッセージを入れたのが最後です」

と、オフィシャルコメントをされていました。仲良かったんだ…。ソロを作る可能性があったとしたなら、つくづく残念です。

2014のお正月を迎えられずに天に召された大滝さん。大滝さんの歌手デビューのはっぴいえんどのデビューアルバムの1曲目がお正月を唄った「春よ来い」だなんて…。ご冥福をお祈りします。

春よ来い - はっぴいえんど

後、マイベスト大滝ソング。
それはぼくぢゃないよ - 大瀧詠一

はっぴいえんど - はっぴいえんど

はっぴいえんど

はっぴいえんど

大瀧詠一 - 大瀧詠一

大瀧詠一

大瀧詠一