色んな人の15周年
くるりの15年目「ロックンロールハネムーン」
くるりが、メジャーデビュー15周年だそうです。(同期はaiko、モー娘。、浜崎、林檎、宇多田…。)
そこで僕の好きなアーティストの15周年を調べてみました。
ビーチボーイズの15年目「15BIG ONES」
- アーティスト: BEACH BOYS
- 出版社/メーカー: CAPIT
- 発売日: 2001/08/27
- メディア: CD
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そして、何より「15BIG ONES」の最大のキャッチコピーが「BRIAN IS BACK!」
ドラッグやら過食やらでボロボロ、一時期はメンバーから外れていたブライアンの復帰。さらにオリジナルBB5勢ぞろい。アルバムの内容はいまいちまとまりに欠けるものだし、ブライアンも完全復帰には程遠く、15周年キャンペーンに無理矢理担がれた感がありますが、BB5の再ブームは15年目に見事に到来しました。
XTCの15年目「ノンサッチ」
- アーティスト: XTC
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2011/06/08
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- アーティスト: エルヴィス・コステロ,ブロドスキー・カルテット
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1999/02/24
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XTC - The Ballad Of Peter Pumpkinhead
Elvis Costello & The Brodsky Quartet - The Birds Will Still Be Singing
ムーンライダーズの15年目「最後の晩餐」
これも高校生の時買ってました。J-POP、渋谷系、バンドブームの頃に、どんだけ渋好みなんでしょう。「ロック=若者の音楽」をいうイメージを壊した、いわゆる親父世代が見せるロック、という意味では世界的にも先駆けだったんじゃないでしょうか。ジャケ写も敢えておじさん臭くした所があると思います。メンバー最年少の博文さん、良明さんは当時38歳くらいでしょうか?自分もこの頃のムーンライダーズの年齢になっちゃったんだなあ。ムーンライダーズ - Who's gonna die first?
ちなみにこの曲の冒頭、メンバー紹介をする声は当時親交があったXTCのアンディパートリッジ。
マイケルジャクソンの15年目はジャクソン5時代をデビューとするなら、「スリラー」や「We are the world」の頃(超全盛期!)になります。20代半ばでもう芸歴15年です。
RCサクセションの15年目は、事務所「りぼん」から独立。自らの事務所「うむ」設立。
細野晴臣さんの15年目は、自身のレコードレーベルを立ち上げ(そこからピチカートファイヴやWorld Standardがデビュー。)アルバム「S.F.X.」発表。15年の中にはっぴいえんどもキャラメルママもYMOも入っているんだから、この人の15年も中身が濃い。
矢野顕子さんの15年目はアルバム「Super Fork Song」発表。矢野さんにとって最初のピアノのみの弾き語りカヴァーアルバムです。このカヴァーはシリーズ化して今でも定期的に発表されています。楽曲の良さもありますが、その後のカヴァー集はどれも「Super Fork Song」の水準には達していないように個人的に思います。
松本大洋の15年目は「ナンバーファイブ」連載中。15年を経ても才能の進化が止まらない。
手塚治虫の15年目は「虫プロ」設立。日本初のアニメーション「鉄腕アトム」の準備が始まります。もうすでに「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「リボンの騎士」はおろか「火の鳥」の連載も始まっているのだから、どれだけ凄まじく多作だったんだか。