映画「ダンサーインザダーク」

ビョーク主演の映画「ダンサーインザダーク」は、まごう事無き名作ですが、悲劇の上に悲劇を塗り重ねたような、悲劇のミルフィーユ映画なんで、観た後感情のコントロールが利かなくなってしまいそうで、映画館で一回観て以来観ていません。YOU TUBE上にも一番悲しいシーンがアップされていますが、そこだけピックアップされた動画なんか観た日にゃ、間違いなく一日気持ちが重くなります。
でも、観ていない方は一度は観る価値のある映画だとは思います。どっちやねんって話ですが、ビョークというアーティストの凄まじさが、この映画には詰まっています。「迫真の演技」とはよくある言い方ですが、セルマ(ビョークの役名)が憑依したかっていうくらいの「迫真」ぶりです。

ミュージカル映画なので、ビョークの歌が聴けることが救いですが、それもプレス工場で働くセルマ(ビョークの役名)が現実逃避の手段として、工場音や汽車の音に合わせて唄っているんだからやっぱり悲しい。
ビョークは映画音楽も担当していて、サントラアルバム「セルマソングス」では主題歌「 I've Seen It All 」をレディオヘッドのトムヨークとデュエットしています。

Thom Yorke With Bjork - I've Seen It All

マツコデラックスが語る『ダンサーインザダーク』と人生論

前にもこのブログに貼った動画ですが、伊集院さんのラジオ番組で『ダンサーインザダーク』について語っているマツコデラックスさんはさすが、この映画の本質を突いているなと(何様だって話ですが、)感心します。

「セルマソングス」ビョーク

セルマソングス

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ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]
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