実は実績もあったフレディ&ザドリーマーズ

5日に取り上げたドリーマーズですが、アメリカでウケたらしく、シングル邦題「好きなんだ」が、65年4月第2週に、かの「ダイアナロス&ザシュプリームス」の、なんとあの「STOP IN THE NAME OF LOVE」から首位を奪い2週にわたって全米チャート1位に!

ちなみに調べたらドリーマーズは僕の愛するストーンローゼズと同じマンチェスターの出身でした!
で、そのドリーマーズから首位を奪ったのが、これまたマンチェ出身のウェインファンタナ&マインドベンダーズの「GAME OF LOVE」。さらにその首位をまたまたマンチェ出身のハーマンズハーミッツの「ミセスブラウンのお嬢さん」が3週に渡ってキープの大ヒット。6週に渡ってマンチェスターのバンドがアメリカのチャートを席巻したのです。その先陣を切ったのが、あの(あのです)フレディ&ザドリーマーズだったのです!!

(ちなみに当時の日本では、(僕は生まれていませんが、)イギリス発のロックバンドは、ビートルズ旋風の影響で、全て一括りに「リバプールサウンド」と呼ばれました。マンチェ出身のホリーズもハーマンズハーミッツもロンドン出身のローリングストーンズもアニマルズも「リバプールサウンド」。)

話をドリーマーズに戻します。80年代末から90年代初頭にかけて、ストーンローゼズ、ハッピーマンデイズ、インスパイラルカーペッツ、シャーラタンズ等のマンチェスター出身のバンドが全英シーンを席巻した時期を「マッドチェスター」ムーブメントと呼びましたが、それより遡る事四半世紀前に「ファーストマッドチェスター」と言っても過言ではない事が起きていたのです。(過言か。)そのファーストマッドチェスターの先陣を切ったのが、あの(あのです)フレディ&ザドリーマーズだったのです!!

では、そのフレディ&ザドリーマーズの全米NO1ヒット「好きなんだ」の衝撃(笑撃)の動画を!!

Freddie & the Dreamers - I'm Telling You Now 「好きなんだ」