「ストーンローゼズストーリー」が面白い。

先週買った「ストーンローゼズストーリー」が面白い。帯でノエルギャラガーが3回読んだと書いてあるけれど、気持ちがよく解る。何よりアンディカズンズやピートガーナー等のメジャーデビュー前のメンバーをはじめ、当時の関係者や友人たちの証言が多いのが新事実だらけで新鮮。

学祭で演奏する程度のアマチュアバンドが、本気でプロを目指し出す瞬間の熱や、一時はバンド活動がストップしたり、また再開したり、メンバーチェンジがあったりの紆余曲折の末、シーンをひっくり返すビッグなバンドに成長する痛快さとか、やっぱり実話は小説よりリアルで面白い。

12月の映画がいよいよ楽しみです。

ローゼズ関連の出版物というとロックングオンの「ストーンローゼズドキュメント」が有名ですが、この本はレニが抜けて、ロビーが加入した頃に出ているので、その後のジョンが抜けてバンドが崩壊していく様子がなく、実はもう崩壊が始まっていた事が描き切れていなくて、良し悪しあるけど発売のタイミングが劣悪。(よくよく読めば当時のメンバー間のギクシャクが見えなくもないですが、)

ザ・ストーン・ローゼズ・ストーリー 誕生と、解散と、復活と。

ザ・ストーン・ローゼズ・ストーリー 誕生と、解散と、復活と。

ザ・ストーン・ローゼズ・ストーリー 誕生と、解散と、復活と。

ザ・ストーン・ローゼズ・ドキュメント