新曲を唄って踊るホロスコープのMJ
ホロスコープによって蘇ったマイケルが新曲を歌って踊る…。凄い時代だ…。マイケルはまだ成仏していない。
Michael Jackson - Slave To The Rhythm
エスケイプ デラックス・エディション(完全生産限定盤)(DVD付): マイケル・ジャクソン,ジャスティン・ティンバーレイク
エスケイプ デラックス・エディション(完全生産限定盤)(DVD付)
- アーティスト: マイケル・ジャクソン,ジャスティン・ティンバーレイク
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2014/05/21
- メディア: CD
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「XSCAPE」を買う。
これだけの高クオリティの曲を、生前に発表しなかったとは。しかもまだまだ星の数ほど未発表の歌があるらしい。マイケルは死なない。
エスケイプ デラックス・エディション(完全生産限定盤)(DVD付)
アーティスト: マイケル・ジャクソン,ジャスティン・ティンバーレイク
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じんましんVSブドウ
僕に限らず音楽が好きな人なら必ず通る道だと思うんですが、新人バンドに急に興味が持てなくなる時期が何度かあると思います。音楽が嫌いになったわけじゃなく、旧譜の再発等で過去の音楽を掘り下げて聴いてみたくなったり、それまで聴かなかったジャンルが気になったりとかで、流行を追う事がどうでも良くなる時期。
この2バンドが登場した頃が僕にとってそんな時期でした。でしたが、この2バンドだけは、僕の愛読紙だったSNOOZERに頻繁に取り上げられていたので、気になる存在でした。(どっちやねん。)
どちらも強烈な個性で、僕が若い頃に出会っていたら確実にはまったと思います。
Tyrannosaurus Hives: Hives
- アーティスト: Hives
- 出版社/メーカー: Interscope Records
- 発売日: 2004/07/20
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Winning Days: Vines
- アーティスト: Vines
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: CD
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「barbara ann」がBB5のライヴ定番曲になった奇跡の軌跡。
時は1965年。「ペットサウンズ」のリリースが66年なので、名作が生まれるまさに前夜。ビートルズの「ラバーソウル」に触発されて、ブライアンの頭の中では「ペットサウンズ」の構想があるのは勿論、レコーディングもバリバリはじめていました。その最中に、レコード会社から、暮れのクリスマス商戦に合わせて新作を作れと、無茶な要望。(65年には既に「ビーチボーイズトゥディ!」「サマーデイズ&サマーナイツ」と2枚のアルバムをリリースしていました。)
「ペットサウンズ」はとてもじゃないけど年末商戦には間に合わない。レコード会社からは、新作が間に合わないならライヴアルバムを出せとも。
ライヴアルバムなら去年「ビーチボーイズコンサート」を出しているし、ツアーに出る事を辞めてレコーディングに専念していたブライアンにしたら全く不本意。そこでブライアンは思いつきます。
スタジオ内を架空のパーティ会場に見立てて、生演奏したものをライヴアルバムとして出すという妙案。
パーティ: ビーチ・ボーイズ
- アーティスト: ビーチ・ボーイズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2008/06/11
- メディア: CD
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「ラバーソウル」「ペットサウンズ」の時代を考えると、正直ブライアンにとって停滞、後退とも取れるアルバムですが、アコースティック主体のアンプラグドスタイルは時代を先取っていたとも言えなくもなく、今の時代にはこれはこれで肩の抜けた面白作品です。
その「パーティ!」のレコーディング中(疑似パーティ中。)に隣りのスタジオでレコーディング中だったBB5の弟分「ジャン&ディーン」のディーンがなんか楽しそうと思ったのか飛び入りで加わります。メンバーが尋ねた「何唄う?」にディーンが「じゃあバーバラアンでも。」と。(契約上の問題でクレジットにディーンの名前は載せられなかったみたいですが、メインヴォーカルはブライアンとディーンです。)非メンバーのディーンが唄いたがったという偶然で、ここに初めてBB5名義の「バーバラアン」がレコーディングされます。
その「パーティ!」と同じ月にリリースされたシングル「The little girls once knew」がヒットチャートで20位と(当時のBB5にしては、)大ゴケします。焦ったレコード会社は急遽ヒット中のアルバム「パーティ!」からシングルカットを決めます。他にシングル候補になるクオリティの曲が無かった為、ブライアンはじめメンバーに無断でシングルになったのが「バーバラアン」。これが2位のヒットを記録。以降BB5のライヴの定番曲、BB5の代表曲になります。
Beach Boys - Barbara Ann
The Regents - Barbara Ann(こっちがオリジナル。)
Beach Boys- The Little Girl I Once Knew(これがコケたシングル。コケたのは曲が弱いからではなくて、むしろ「ペットサウンズ」寄りの時代の先を行く曲だった事が分かります。)
「インディシンディ」を買う。
インディ・シンディ: ピクシーズ
- アーティスト: Pixies ピクシーズ
- 出版社/メーカー: Hostess Entertainmen
- 発売日: 2014/04/22
- メディア: CD
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思い立ったが吉日って奴で早速ピクシーズの23年ぶりの新作「インディ・シンディ」買って聴いてみました。強い期待を持っていた訳ではないです。
例えば去年のマイブラの新譜も同じように20数年振りだった訳ですが、それとちょっと違うのは、あれはフロントマンのケヴィンシールズ始めメンバー全員にとって20数年ぶりのオフィシャルアルバムだった訳で、聴くまで期待も不安も数十倍でした。そして期待以上のアルバムだったと思います。
そのマイブラと違ってピクシーズは、フロントマンのブラックフランシスは定期的にソロ活動(ソロではフランクブラック名義。)や新バンドを組んだりしていたので、彼の音楽的指向の変遷はファンとして追う事が出来ました。それと同時に新作を聴くたびに「今回はあんまり好きなアルバムじゃなかったな。」とか思ったり、でも僕にとって大事なバンドだったピクシーズのフロントマンのソロは、どんな駄作であろうが買わないとという変な使命感が働いたり、そんなだから「今回のアルバムは1〜2曲好きな曲があったから買ってよかった。」とか妙な優しさで彼のソロ活動を優しい気持ちで追いかけていました。(それと同じパターンだったのがストーンローゼズのイアンブラウンのソロ。)
ただ今回はソロじゃなくてあの「ピクシーズ」なんです。キムディール姐さんは脱退したけど、変態ギターリフの天才ジョーイサンチャゴとタイトなドラマーデイヴィッドラヴァイリングが一緒なんです。
一回通して聴きました。初期の「サーファーローザ」や「ドリトル」がジャストな僕にとってそれらに並んだり超えたりっていうアルバムではなさそうです。(そんなことは最初から期待してません。)でも、3〜4曲は好きになれそうな曲がありそうなので買って正解です。
2014年はピクシーズ再評価の年か?
AppleのCMセンスを書くのも今更な話ですが、iPhone 5sのCMに僕の敬愛するピクシーズの楽曲が!!(感無量)
Apple - iPhone 5s - TV Ad - Powerful
こっちがピクシーズヴァージョン。
The Pixies - Gigantic
女性メンバーのキムディール(キム姐)が、メインヴォーカルの曲ですが、サビで男性のフランクブラックがキンキンの高音でハモっているところが、この曲の肝。
へヴィさとクールさと愛らしさに、適度なトボケ具合(これが重要。)があるバンドです。米グランジオルタナの後輩、ニルヴァーナの故カートコヴァーンは生前最後のインタビューで、「ピクシーズみたいになりたかった。」と話したとか話さないとか。(またおぼろげ情報です。)
ニルヴァーナの代表曲であり、米グランジブームを象徴する曲「Smells Like Teen Spirit 」は、ピクシーズの曲をコピーしている時に出来た曲だと、カートは語っています。(これは正確な情報。)
サーファー・ローザ: ピクシーズ
- アーティスト: ピクシーズ
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 1998/12/19
- メディア: CD
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00年代の再結成から早10年。新作は作らず過去のヒット曲を引っ提げて世界を回るピクシーズ。僕が小さなライヴハウスで観たのがもう9年前か。(歳取ったわけだ。)
なんて思いながら、ピクシーズの事調べてたら、実に23年ぶりのニューアルバムがつい2週間前の4月23日にリリースされてました。
インディ・シンディ: ピクシーズ
- アーティスト: Pixies ピクシーズ
- 出版社/メーカー: Hostess Entertainmen
- 発売日: 2014/04/22
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早速買いに走らねば!
すべてのコレはアレ
アルバム「カール&パッションズ」収録の曲「All this is that 」。4月28日に貼ったBB5の50周年ライヴの動画の中盤で唄われていました。なんでこんな地味な曲を選曲したんだか…。この曲の(僕が持っているCDの、)歌詞の対訳がこうです。
「僕はあれ、君はあれ、これは全部あれさ
僕はあれ、君はあれ、これは全部あれさ
これはあれさ Ooh〜 」
この歌詞には対訳担当した方も相当頭悩ませたことでしょう。記憶力が低下して言葉が出てこないんでしょうか。それとも放送コードに引っかかるんでしょうか。
「Ooh〜じゃねえよ!」とツッコミの一つも入れたくなるような結局何が言いたいのか判らない歌詞。アルがロバートフロストさんの詩「The Road Not Taken」にインスパイアされた歌詞を下敷きに、マイクとカールと3人で共作したそうです。
マイクがはまっていたインドのヨガ師のマハリシヨギの「超越瞑想」の思想もどうやら反映されているようで。やれやれ低迷期のトホホな一曲と思っていましたが、50周年ライヴ動画が、ことのほか良くって最近の脳内リピート曲になってしまいました。
78年のライヴ動画もありましたが、ゲストサックス奏者のチャールズロイドさんの映像が9割で、BB5は引きの全体映像が一割だけ(ブライアンもいるステージなのに。)なんでこんな編集になったんでしょうか。(調べたらチャールズロイドさん有名なジャズサックスプレイヤーで、力関係でこういう編集になったって事かな。)
The Beach Boys - All this is that live 1978